乳腺診察の流れ
検診は一日で終わります。




問診
まず問診表に記入して頂きます。
乳がん検診歴を記入するほか、家族歴、妊娠・出産の経験、および母乳授乳をしているかなどを記入します。
また乳房にしこりについて痛みがある、乳頭からの出血や分泌液がみられるなど、事前の自己診断による現在の症状についてもご記入ください。


視触診
乳房の形に変形がないか、しこりが触れないかを確かめます。
乳がんの疑いは5~10mm程度のしこりから判別できます。もし乳がんが見つかった場合でも、30mmくらいまでは乳房全部を切除せずに温存治療が可能なケースが多くあります。
また、しこり以外では、乳頭からの出血、分泌液に血液が混じっていないか、乳頭の陥没がないかなどを診ます。さらに、がんが転移しやすい、わきの下のリンパ腺や頸部、鎖骨のリンパ腺の様子も併せて触診します。




診察および検査結果
最新の画像ワークステーションを併用した診察を行い、検査結果を説明します。乳腺以外で日常困っていることなどあれば、気軽に話してください。漢方投与なども可能です。


病理検査(細胞診・組織診)
検査の結果、必要であれば更なる精密検査(細胞診検査、組織診検査など)を行います。